
国籍とジェンダー問題 #28 をどう考えるか #31
今週は、問題がいろいろと起きて、詰まりに詰まっていました。
さてこちらの件、
私の考えを共有していこうと思います。
国籍について
「どこの国の人か」という、海外に来れば当然、最初に行われるこの会話で、日本人ではない人が「ボク、ニホンジンデス」と韓国語で言ってきた件についてですが、国際交流の場面では、そんな人に出会ったことはありません。なぜなら、誰しもが、その国の代表であるからです。
まあそんな簡単?な話を今回、何故取り上げたかというと、それこそまさに最近の思考の軸であったからです。
実はこの件を巡って仲良しのお兄さんから、神経質になりすぎないように注意されたのですが、韓国に来てから今日でちょうど1ヶ月となり、海外生活を送りながら、私自身が「間違いなく日本代表」なのだなあと思っています。
これはなにも韓国にいる時や、国際交流の場でだけの話ではないですが、韓国・光州で生活していて、ルームメイトにとっては、私が「初めての日本人の友達」だそうです。そして、語学堂のクラスには私も含めて7カ国の生徒、私と同じプログラムで韓国に来たほかの留学生たちは20カ国以上。
だからこそここでの「私の行動」は、イコール「日本人みんながする行動」となるわけです。
日本人らしい「奥ゆかしさ」を大切にしながら、韓国や、留学生たちの国の文化を理解していきたいと思います。
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韓国で過ごしていて思うのは、ただ黙っているのではなくて、こちらの事情を説明する必要を感じる時があります。
海外にいて、その場を私たちが「受け止める、理解する」ことはもちろんのこと、理解してもらえるように求めること、そのための話し合いは必要不可欠。
今日もまた、そんな話し合いを留学生同士でできた日でもありました。
嫌なら嫌、とはっきり言える文化の子たちと付き合っていると、たまに疲れてしまう時があります。
だからこそ、アジアの文化ではちょっと違うんだよ、と話してみたら、ああ、そうなのか!と納得できたようです。
やっぱり言わなきゃ分からない部分が多いので
(これは外国人との付き合いだけでなく、日本人間でも!)
むしろオープンマインド。意見を「押し付ける」のではなく「共有」というスタンスを忘れないことが大切なのでは。
韓国で、そんな風に、いろんな考え方を得られたらいいな!と考えています。
ジェンダーについて
これは、日本でも起きたことのない事例で、且つ、考えたこともない話だったので驚いたことも多かったです。
そもそも1・2コマの先生と、3・4コマの先生の間で、授業での出来事(しかも大きめな事件)を共有していないことが考えられないのだけど
1日に2回も同じことが起きるなんて・・・
それほど本人にとっては敏感な問題なのかと知ると、何を求めているんだろうか、と、実に悩ましい。
いちいち「これは決めつけで言っている話ではありませんよ」なんて言うと、かえって決めつけているみたいでもあって、ジェンダーに限らず「一般的」「常識」という概念がどこかで人を傷つけることがあるのかもしれないですね。
私としては、何事も「伝え方」が要のように思えました。冷静に言ってくれたら、受け取め方も変わったのかなあ。。。
今回はただただ、驚くだけで終わってしまいました。
私が韓国に来たのは、やはりいろいろと理由があったような気がしています。
自分が来たかったわけだけどネ。
ではまた次の記事でお会いしましょう〜さらばっ