
withコロナの世界におけるウイルス
여러분 안녕하세요. みなさんこんにちは。
アンナです。
今日も訪問ありがとうございます!
すっかりお久しぶりの#論文筋トレの記事ではありますが、
今回はコロナに関して少し読んだものがあったので、簡潔にまとめて紹介したいと思います。
(全くの専門外なので、解釈違いということがなければいいなあと思っています)
ウイルスとの共生
地球温暖化など生態系の変化→人と野生動物の距離が縮まった→野生動物の持つウイルスが人に感染するようになった。+グローバル化により、世界同時パンデミックに至った。
過去のウイルス:ペスト(中世)は中世ヨーロッパ社会を変えた。
流行を抑えられなかった教会の権威が失墜、そして国民国家システムの登場。
→中世が終わり、近代が始まった。
「人間が地球の中で、こんなに多様な環境の中に進出できたのも、我々が感染症に対する免疫を失わずに獲得してきた結果である。」(引用)
→人的被害を最小にしつつ、集団として免疫を獲得していくのが目指すべき方向。=ウイルスとの「共生」
アフリカでのエイズ対策の経験:
10年後には、エイズじゃなくても飢餓とか暴力とか、戦争とかで亡くなっているとすれば、「10年後にあなたが生きていくために、今エイズの予防しましょう」(引用)といっても、10年後の自分を想像できない。
→一人ひとりの、社会に対する、未来への希望が大切である。
参考ページ*
NHK 特設サイト
抗生物質はよくない?
1970年代後半、人類は天然痘の撲滅に成功し、アメリカの公衆衛生局長官は感染症に対する勝利宣言をするに至りました。
ところが、近代医学が成功を収めたと思われた一方で、抗生物質に耐性をもった病原体が次々に現れました。
抗生物質は病原体を殺すことができる一方で、ヒト常在細菌も殺してしまいます。こうした「ある種の細菌」の不在がかえって病気を引き起こしているのです。(発想の転換)
→ここで非西洋的考え方、つまり中国医学やインド医学が貢献できるかもしれないと筆者は述べています。
ちなみに、そこで筆者は、高地ヒマラヤに住む人々の糞便を集め、将来世代のために世界中からうんちのストックを行う<ぷー・プロジェクト>を立ち上げたといいます。
一度失われた細菌叢(さいきんそう、マイクロバイオーム)は回復しない可能性があると考えられるため、保存をしているようです。
論文*
山本太郎, 「第五五五回 公衆衛生の転換 : 人は一人では生きていけない (2016年度前期東洋学講座講演要旨)」, 『東洋学報』98(2), 東洋文庫, p125-127, 2016-09, 2016-09.
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コロナの夏休み。#740
